睡眠時には美容にも健康にも欠かせない脳内ホルモンが分泌されている。3大ホルモンの存在と仕組みを知れば睡眠の重要性にもっと気づくはず。
①、体温が下がり始めると「メラトニン」が出る。
②、深い睡眠に入ると「成長ホルモン」が出る。
③、起床前には「コルチゾール」が出る。
睡眠には3つの脳内ホルモンが深くかかわっている。まず、徐々に体温が下がり始めた時に分泌される「メラトニン」が眠りのスイッチをオン。次に分泌されるのが、肌や髪、骨など細胞組織を再生させる「成長ホルモン」。”睡眠は美肌の素”といわれるのは、この成長ホルモンが分泌されているから。
さらに、体脂肪を分解し体温を上昇させ、すっきりと目覚めさせるのに力を貸してくれる「コルチゾール」。この3つが、快眠の重要ポイントなのだ。
睡眠に関係する脳内ホルモンは、体温と密接な関係がある。睡眠に入ると体温は徐々に下がってくる。それに合わせてメラトニンが分泌される。分泌のピークは体温が下がりきった真夜中。
成長ホルモンは、体温が一気に下がり始めた直後から出始める。朝に向かって体温が徐々に上がると、コルチゾールが分泌されて目覚めに向かう。
睡眠には夢を見るレム睡眠とノンレム睡眠がある。メラトニンによって深いノンレム睡眠へと導かれ、深い睡眠は成長ホルモンの分泌を促進する。明け方にある浅いレム睡眠のときに、コルチゾールが分泌され、徐々に目覚めに向かっていく。
レム睡眠は覚醒に近いため起きやすいのに対し、深いノンレム睡眠のタイミングですっきり覚醒するのは難しい。
睡眠時間を90分の倍数で考える”90分理論”は、このレム・ノンレムの睡眠周期を利用した快眠術である。うまく活用してすっきり目覚めよう。